日本国内で絶大な人気を誇るジャンボ宝くじは、季節の移ろいとともに年に5回発売される、まさに国民的な娯楽行事といえます。

1等・前後賞合わせて数億円という高額当選の夢はもちろん、発売時期ごとに異なる季節感やキャンペーンも大きな魅力です。

しかし、いざ購入しようと思っても「今はどのジャンボが売っているのか」「次の発売はいつなのか」と迷ってしまう方も少なくありません。

本記事では、ジャンボ宝くじ全5種類の発売時期やそれぞれの特徴、当選金額の目安、そして年間の販売スケジュールについて詳しく解説します。

これから宝くじに挑戦したい初心者の方はもちろん、計画的に購入を検討したい熟練のファンの方も、ぜひ最新の情報を参考にしてください。

ジャンボ宝くじの全5種類と年間スケジュール

ジャンボ宝くじは、1年を通じて定期的に販売されています。

それぞれの名称には季節を感じさせる言葉が冠されており、おおよそ2カ月に1回のペースで新しいジャンボ宝くじが登場します。

まずは、年間に発売される5種類の名称と、一般的な発売時期を把握しておきましょう。

ジャンボ宝くじの名称主な発売時期主な抽選時期
バレンタインジャンボ宝くじ2月上旬 〜 3月上旬3月中旬
ドリームジャンボ宝くじ5月上旬 〜 6月上旬6月中旬
サマージャンボ宝くじ7月上旬 〜 8月上旬8月中旬
ハロウィンジャンボ宝くじ9月下旬 〜 10月下旬10月下旬
年末ジャンボ宝くじ11月中旬 〜 12月下旬12月31日

各ジャンボ宝くじは、全国の郵便局や特設売り場のほか、公式Webサイトからの購入も可能になっています。

それぞれのくじには、1等賞金が非常に高額な「ジャンボ」と、1等の当選本数が多く設定されている「ジャンボミニ」の2種類が用意されるのが通例です (※年末ジャンボのみ、過去には3種類展開されていた時期もありました)。

1. バレンタインジャンボ宝くじ (2月〜3月)

1年の中で最初に発売されるのが「バレンタインジャンボ宝くじ」です。

かつては「グリーンジャンボ宝くじ」という名称で親しまれていましたが、2018年より現在の名称に変更されました。

特徴と当選金額の傾向

バレンタインジャンボは、春の訪れを感じさせる時期に発売されます。

1等・前後賞合わせた賞金額は、例年3億円前後に設定されることが多く、ジャンボ宝くじの中では中規模な位置づけです。

しかし、同時発売される「バレンタインジャンボミニ」では、1等の当選本数が多く設定される傾向にあり、堅実に高額当選を狙いたい層から支持されています。

発売のタイミング

例年、2月の初旬から発売が開始され、バレンタインデーを挟んで3月の頭まで販売されます。

ホワイトデーの時期に抽選が行われることが多く、贈り物や自分へのご褒美として購入する方も増えています。

2. ドリームジャンボ宝くじ (5月〜6月)

初夏の爽やかな季節に発売されるのが「ドリームジャンボ宝くじ」です。

1年の中盤へと差し掛かる時期に、大きな夢を追いかけるイベントとして定着しています。

特徴と当選金額の傾向

ドリームジャンボの1等・前後賞合わせた賞金額は、5億円程度に設定されるのが一般的です。

バレンタインジャンボよりもさらにスケールアップし、本格的な高額当選への期待が高まります。

宝くじファンの中には、このドリームジャンボを皮切りに年間の本格的な購入計画を立てる方も多く、非常に活気のある時期となります。

発売のタイミング

ゴールデンウィークが明けた5月の連休明け頃から発売が始まり、6月の初旬まで販売が続きます。

抽選は6月中旬に行われます。

この時期は新生活にも慣れ、心機一転して新しいことに挑戦したくなる時期でもあるため、「夢を掴む」という意味合いで購入する人が多いのが特徴です。

3. サマージャンボ宝くじ (7月〜8月)

夏の風物詩ともいえるのが「サマージャンボ宝くじ」です。

お盆休みや帰省の時期と重なるため、全国各地の有名売り場に行列ができる光景もよく見られます。

特徴と当選金額の傾向

サマージャンボの最大の魅力は、その賞金額の高さです。

1等・前後賞合わせて7億円という設定が多く、年末ジャンボに次ぐ規模を誇ります。

暑い夏をさらに熱くさせる豪華な賞金設定は、普段宝くじを買わない層をも惹きつける力があります。

発売のタイミング

7月の初旬から中旬にかけて発売が開始され、8月の初旬まで販売されます。

抽選会は8月中旬、夏祭りのような賑やかな雰囲気の中で行われることが多く、夏の運試しとして定着しています。

旅行先のご当地売り場で購入するといった、旅の思い出作りとして楽しむスタイルも人気です。

4. ハロウィンジャンボ宝くじ (9月〜10月)

秋の深まりとともに登場するのが「ハロウィンジャンボ宝くじ」です。

以前は「オータムジャンボ宝くじ」と呼ばれていましたが、近年のハロウィンイベントの盛り上がりに合わせ、2017年から現在の名称に変更されました。

特徴と当選金額の傾向

1等・前後賞合わせた賞金額は、バレンタインジャンボと同規模の3億円から5億円程度となることが多いです。

ハロウィンにちなんだポップなデザインの券面が特徴で、若年層にも親しみやすいイメージを打ち出しています。

また、この時期は収穫祭の意味合いもあり、縁起を担いで購入する層も目立ちます。

発売のタイミング

9月の下旬から発売が始まり、ハロウィン当日である10月31日の直前まで販売されます。

抽選は10月末に行われ、まさにハロウィンのイベントの一つとして楽しむことができます。

季節のイベントと連動しているため、友人や家族との話題作りにも最適なくじといえるでしょう。

5. 年末ジャンボ宝くじ (11月〜12月)

1年の締めくくりを飾る、宝くじ界最大のイベントが「年末ジャンボ宝くじ」です。

日本で最も有名な宝くじであり、その注目度は群を抜いています。

特徴と当選金額の傾向

年末ジャンボの賞金額は圧倒的で、1等・前後賞合わせて10億円という驚異的な設定が定例となっています。

まさに「億万長者」の夢を叶える最大のチャンスです。

また、同時発売の「年末ジャンボミニ」も、1等賞金が3,000万円から5,000万円程度と高く設定されており、当選確率と賞金のバランスが良いことから絶大な人気を誇ります。

発売のタイミング

11月の下旬から発売が開始され、12月の下旬まで販売されます。

そして、大晦日の12月31日に東京佼成ウインドオーケストラの演奏などとともに豪華な抽選会が行われます。

大晦日の夜に、家族全員で新聞やWebサイトを見ながら番号を確認するのは、日本の年末の定番風景となっています。

この時期は「1年の運を使い切る」あるいは「来年の運を占う」といった意味合いで、1年で最も多くの人が宝くじ売り場へ足を運びます。

ジャンボとジャンボミニの違いを理解する

5種類のジャンボ宝くじには、基本的に「ジャンボ」と「ジャンボミニ」の2つのラインナップがあります。

どちらを購入すべきか迷う方のために、それぞれの特徴を整理します。

ジャンボ宝くじの性質

ジャンボの最大の特徴は、何といっても1等賞金の圧倒的な高さにあります。

前後賞を含めて数億円から10億円という、人生を大きく変えるレベルの金額を狙うことができます。

その分、1等の当選確率は低くなりますが、「どうせ買うなら最大級の夢を見たい」と考える方に適しています。

ジャンボミニの性質

一方のジャンボミニは、1等賞金が3,000万円から5,000万円程度に抑えられています。

しかし、その分1等の当選本数がジャンボに比べて大幅に多く設定されています。

10億円は現実味がなくても、数千万円なら当たりそうな気がする、あるいは「少しでも当選確率を上げたい」と考える実利派のユーザーに人気があります。

どちらを選ぶべきか

購入のポイントは、自分が「一攫千金を狙いたいのか」それとも「当たりやすさを重視したいのか」という点に尽きます。

もちろん、両方を数枚ずつ組み合わせて購入する「分散購入」も賢い選択肢の一つです。

ジャンボ宝くじを賢く購入するためのポイント

せっかくジャンボ宝くじを購入するのであれば、時期や方法にこだわってみるのも楽しみの一つです。

ここでは、より当選への期待感を高めるためのポイントをいくつか紹介します。

1. 購入方法の選択 (連番とバラ)

宝くじの買い方には、大きく分けて「連番」と「バラ」があります。

  • 連番: 組と番号の下1ケタが連続している10枚セット。1等と前後賞をあわせて狙う場合に必須です。
  • バラ: 組も番号も連続していない10枚セット。1枚ごとに当選のドキドキを味わえるほか、連番よりも1等単独の当選確率がわずかに高くなるという考え方もあります。

最近では、バラでありながら1等前後賞を狙える「特連」や「特バラ」といった特殊な買い方に対応している売り場もあります。

2. 縁起の良い日を狙う

多くのファンが、カレンダー上の「縁起の良い日」にこだわって購入します。

  • 一粒万倍日 (いちりゅうまんばいび): わずかなものが大きく膨らむとされる吉日。
  • 天赦日 (てんしゃにち): 百神が天に昇り、天が万物の罪を赦すという最上の吉日。
  • 大安 (たいあん): 何事においても吉とされる日。

これらの日が重なるタイミングは、有名売り場に長蛇の列ができることで知られています。

3. 公式Webサイトの活用

忙しくて売り場に行けない方や、並ぶのが苦手な方には、「宝くじ公式サイト」でのネット購入が便利です。

24時間いつでも購入でき、当選金は登録口座に自動で振り込まれるため、換金忘れの心配もありません。

また、購入金額に応じてポイントが貯まり、次回の購入に充てられるというメリットもあります。

宝くじの当選金と税金について

意外と知られていないのが、宝くじの当選金にかかる税金の話です。

結論からいうと、日本のジャンボ宝くじで得た当選金には所得税がかかりません。

非課税のメリット

「当せん金付証票法」に基づき、宝くじの当選金は非課税所得として扱われます。

したがって、10億円が当たったとしても、その全額をそのまま受け取ることができます。

確定申告も必要ありません。

注意点:贈与税と証明書

ただし、高額当選したお金を家族や友人に分け与える場合は、「贈与税」の対象となります。

また、当選金で不動産や高級車などの大きな買い物をした場合、税務署から資金源について確認が入ることがあります。

その際に「宝くじの当選金であること」を証明できるよう、銀行で「当選証明書」を発行してもらうことが非常に重要です。

まとめ

ジャンボ宝くじは、バレンタイン、ドリーム、サマー、ハロウィン、そして年末と、1年を通じて私たちに夢と楽しみを提供してくれます。

それぞれの発売時期や特徴を理解しておくことで、自分のライフスタイルや予算に合わせた最適な購入計画を立てることが可能になります。

  • 2月: バレンタインジャンボで春の運試し。
  • 5月: ドリームジャンボで大きな夢を追う。
  • 7月: サマージャンボで夏を熱く盛り上げる。
  • 9月: ハロウィンジャンボで秋の収穫を楽しむ。
  • 11月: 年末ジャンボで10億円の最大チャンスに挑む。

それぞれのジャンボが持つ季節感を感じながら、無理のない範囲で楽しむことが、宝くじと長く付き合う秘訣です。

次の発売日が来たら、あなたも「億万長者」への切符を手にしてみてはいかがでしょうか。